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令和に向けてカウントダウン !! ~ Mac 編 ~

平成元年 1998 年は実は私大学一年だったんですね。
デザイン系の大学に行っていたのですが、
当時は『コンピュータがデザインで使えるわけがない !! 』
と教授にえらい怒られました(笑)。

さてそんなうちの大学にも黒船が来ます。
たしか Macintosh II Ci だったと思います。
他に LC だったかな?研究室にありました。
研究室に入ったのは 1993 年 平成 5 年だと思います。
当時はよくわからんままに DTP ソフトの
Aldus PageMaker で資料を作らさせられて、
大学生協で買った maxell のフロッピーに
データを保存して持ち帰り、
次の日に作業をしようといたら見事飛んでいた
『 Mac も maxell も絶対許さねぇ !! 事件』が発生し
自分の X68000 で資料を作ることにした
という苦い思い出があります。
しかしまだまだ Mac は一部の方のものだった気が…。
特に日本では Windows が登場するまでは
NEC PC98 シリーズの一強でしたからね。

Macintosh は当時 WYSIWYG ( What You See Is What You Get )
という概念で、画面のサイズと実際の印刷物が同じことから
印刷関係に絶大な人気だったようです。
洗練された GUI インタフェースで
それまでの CUI ベースのコンピュータに
手が出せなかった人たちを中心にも
人気が出ていったようです。

私が再び Mac と相まみえたのは
大学生協に就職し機器担当となった頃。
当時は Apple も低迷しており
コンシューマに寄るのかプロユースに寄るのか…
PIONEER 等に MacOS7.6 をライセンスしてみたり
とうお~さお~状態でした。
ノートを作ればほぼすべて粉々になるモノづくりの技術は、
今もベコベコになるアルミ筐体に引き継がれています。
正直ろくでもないという印象しかなく、
もう OS だけライセンスしてハードからは撤退してくれ
というのが正直な本音でした。

スティーブ・ジョブズが Apple に戻って
MacOS8 以降のライセンスは供給されず、
代わりに iMac によって息を吹き返します。
流行りましたよねぇ~トランスルーセント。
正直どやねん?って思うクラムシェル iBook とか、
凹む PowerBook とか、分解不可の Mac オンパレードで
私個人はちょっと距離を置いてしまいました。

ただ気のせいかもしれませんが iPod の成功の頃から
iPhone や iPad を中心としたモバイル機器への注力に変わり
Apple も息を吹き返した感があります。
なぜかおしゃれパソコンは MacBook という印象ですね。
使いやすい使いにくいは人それぞれなので
個人的にはなんとも言えませんが、
『壊れた時に呼ばれる』身の私としては、
Apple のモノづくりのひどさを何度も見ているので
パソコンが壊れたら自己責任
ということが通じない普通の人には
あまりお勧めしたくない…
というのが正直なところです。

それでも GAFA ( Google / Apple / Facebook / Amazon ) の
一角をなすまでになった現在としては、
ジョブズの偉大さに圧倒されるばかりです。

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