中小企業家同友会が推進する
経営指針3本柱
美馬氏の経営“計画”から
中小企業の
これからの道=将来展望を、
共に学びましょう
設備産業(産業機械の製造・販売)で長年経営されている美馬さんは、同友会への入会後20年を越えるベテラン会員ですが、その間には数多の紆余曲折がありました。バブル崩壊、異業種展開、リーマンショック、大震災…。常に自身と、社員と、世間に対して正直に向かい合い、幾度となく「ブレーキを踏みながらアクセルを踏む」経営をすすめてきました。
ある日、美馬さんが後継者の一人と認めていた営業部長が突然辞職する事件が起こります。そして美馬さんは人材面において、現状と計画的な将来像を考えていなかったのではと反省します。そこで社員のモチベーションを上げながら、生産と営業の両部門間での責任を明確にすべく社内で抜本的な対策に乗り出します。
美馬さんのこうした経営行動の根底には、中小企業家同友会が推進する経営指針の3本柱である、確固とした“理念”“方針”“計画”があるのです。この3本柱をPDCA※に則って推し進めているのです。
3回シリーズ例会(9月=理念、10月=方針)のクライマックスを迎えるこの公開例会では、美馬さんの経営“計画”への取組みをお聞きし、そして参加者同士で討論することによって、中小企業の生きていく道=将来展望を考え、語り合いましょう。