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ビデオカメラからのデータ救出

今回のお客様からのご依頼は、
水没してメーカから修理不可とされた
HDD ビデオカメラからのデータ救出。

動作しない PC の HDD からのデータ救出は
パソコンの分解→ HDD の状態確認→データの救出
という手順になるのですが、
パソコン用の HDD は通常 IDE や SATA が一般的ですが
ビデオカメラ用となると小型の 1.8″ HDD が使われており
なかなか一筋縄ではいきません。

ビデオカメラから取り出したのは
東芝の MK6014GAL という 1.8" の HDD 。
今回は変換名人の変換アダプタ ZIF-SATA を使用しました。

この機材は ZIF というフィルムケーブルの端子から
SATA へ変換するアダプタです。
HDD 自体をハウジングするケースではないので
外付けで常時使用する用途には向きませんが、
今回はデータを救出できれば問題ないのでこれで十分です。
このアダプタに SATA → USB3.0 変換基板をかませて
パソコンに接続することで無事データの取り出しに成功しました。
幸い HDD まで水没の影響はなかったようです。

ちなみに ZIF の端子は結構簡単に壊れるので
自分でやる場合は取り扱いを慎重にしてください。

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