2026年11月2日(月曜日)
999 だけでは終わらない! ~ 2026 秋 東京 その 6 ~
Category: 社長を探せ | Posted By ackie at 23:56:40角川武蔵野ミュージアムは別に 999 のためだけに
建てられたものではありません。
どちらかというと普段は『一部の人のもの』と捉えられがちな、
アニメやライトノベル等のポップカルチャーを中心に展示されています。
ホームページにも書かれていますが、
博物館なのか美術館なのか図書館なのか…
それらが合わさる中で新しく生まれるもの…
そういうものを感じさせてくれます。
中にはこんな図書館のような場所が…
イマーシブ空間になったりします。
さながら常設の『角川パビリオン』といった趣です。
ライトノベルを中心とした図書館のような場所もあります。
私はあまり小説が得意ではないので無理でしたが、
好きな人は一日読みふけることができそうです。
ちなみにこちらは玄関ホールに掲げられている垂れ幕。
角川書店創業者の角川源義氏の言葉だそうです。
戦争はイヤだ。
角川文庫発刊に際して
角川源義
第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花にすぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以後八十年の歳月は決して短かすぎたとは言えない。にもかかわらず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗して来た。そしてこれは、各層への文化の普及滲透を任務とする出版人の責任でもあった。
一九四五年以来、私たちは再び振出しに戻り、第一歩から踏み出すことを余儀なくされた。これは大きな不幸ではあるが、反面、これまでの混沌・未熟・歪曲の中にあった我が国の文化に秩序と確たる基礎を齎らすためには絶好の機会でもある。角川書店は、このような祖国の文化的危機にあたり、微力をも顧みず再建の礎石たるべき抱負と決意とをもって出発したが、ここに創立以来の念願を果すべく角川文庫を発刊する。これまで刊行されたあらゆる全集叢書文庫類の長所と短所とを検討し、古今東西の不朽の典籍を、良心的編集のもとに、廉価に、そして書架にふさわしい美本として、多くのひとびとに提供しようとする。しかし私たちは徒らに百科全書的な 知識のジレッタントを作ることを目的とせず、あくまで祖国の文化に秩序と再建への道を示し、この文庫を角川書店の栄ある事業として、今後永久に継続発展せしめ、学芸と教養との殿堂として大成せんことを期したい。 多くの読書子の愛情ある忠言と支持とによって、この希望と抱負とを完遂せしめられんことを願う。
一九四九年五月三日
角川氏と、角川書店から KADOKAW に至るまでの展示もされていましたが、
戦前・戦中・戦後を過ごした氏の言葉が重く響きます。















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