パソコンサポートの00H ～社長BLOG～

00H の創業が 1998 年 7 月 1 日。
Windows98 が発売されてはいましたが、
スティーブ・ジョブズが Apple に復帰してはいましたが、
iMac の発売前の状態で Apple はこの先どうなるのか？
と心配されていたそんな時代でした。
Windows の普及によってインターネットは始まったものの
23:00 ～ 8:00 のテレホーダイがまだまだ主流で、
まだまだ ISDN やダイヤルアップが主流を占めていました。
調べたら Yahoo!BB の登場が 2001 年、
フレッツ・ISDN も 2000 年でしたから、
まだまだインターネットは一部の人のもの…
といった感じだったと思います。
真夜中にコンピュータの前でネットをする…
どう考えても一般の人が気軽に…
というわけにはいかなかったですよね。

当時は気軽にネットで調べる…というものでもなく、
自力で試行錯誤しながら、また周りの知ってる人に聞きながら
トラブルシューティングの技術を身につけていったものです。
当時はまだパソコンサポートが職業として存在はしておらず
我々もサポート業として事業をするにあたり
なかなか厳しい時代でした。

ただこういった技術を持ちながら活躍の場のない人間も多くおり、
当時 00H に所属していたスタッフは
いずれも力自慢の猛者ばかりでした。
当然賃金も高く我々に頂ける作業費もそれなりのものでした。

ただ、派遣事業者がこの分野に進出してきてから
極端に単価が下がり、それに比例して技術力も下がってきました。
この業界にいた人も多くが職を変えていったように思います。
そして残った本当の技術者はごく一部となり、
『あんた大丈夫？』という人間が従事していることも少なくありません。

実は今日実家のモデムの交換で業者が来ていたのですが、
プロバイダの委託の委託で来ていたみたいなのですが
前回は工事もできていないのに来たらしく再訪問、
今回工事が終わったから来た…と思ったら
電話がつながらない状態でほったらかしに…。
原因は VoIP アダプタの電源オフオンを
適切にしていなかったという、
我々には考えられないミスです。
よくこれで仕事してるなぁ…とあきれると共に
この業界の技術者の地盤沈下はただ事ではない…
とかなり心配になった次第です (´・ω・`)