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2009年5月28日(木曜日)

昨日は人材部と障害者部会の共育講座

Category: 同友会 | Posted By at 23:59:07

教育じゃなくて共育なのがミソなのですが。

昨日は同友会の中の経営委員会と
障害者部会が共同で例会が開催されました。
事例として知的障害者の方が働いている
京都のレストランの経営者の方が報告をされていました。
今回の事例でもそうでしたが障害者が働くということは
本当に特殊なことではないなと痛感させられました。

以前にも書いたかもしれませんが、
実際問題、働くのは『人』そのものであり、
健常者であるか障害者であるかではなく
必要とする能力がその人にあるかないかということです。

ちなみに障害者とひとくくりに言ってますが、
身体、知的、精神と大きく三種類に分かれます。
いわゆる痴呆は知的障害になりますし、
鬱病は精神障害になります。
お話の中で出ていて衝撃的だったのが
実に 1/2 が障害者になるということ。

バリアフリーということがよく言われますが、
バリア( barrier )の意味は『障害』、
フリー( free )はこの場合『取り除く・解放する』と解釈すべきでしょう。
つまりバリアフリーとは障害を取り除くことなのですが、
実に障害を作っているのは健常者である
という認識を持たないといけないのかも知れません。

ちなみにこれは物理的なものだけではなく
『できない』と勝手に決めつけている心理的なものも
大きく影響しているということです。

※ 障害者の表記について
文中『障害者』と記していますが、
これは障害者が『健常者にとって障害となる者』と解釈されかねない
ということで『障がい者』と記す近年の傾向に逆行しています。

しかし、障(さわり)も害もどちらも否定的な意味であり
害という漢字だけをやり玉に挙げて障がいとして記す方が
個人的には違和感を感じます。
漢字は本来表意文字、かなは表音文字で、
かなに開くことで無駄な混乱を生むことに繋がらないでしょうか?

本当に本当に障害者の方が『障害者』という表記を嫌っているのならそうすべきでしょうが、
実際は勝手に周りが決めつけているだけだと思います。
むしろ問題なのは、障害者を障害者として区別しなければならない
現実社会ではないかと思います。
健常者の方も障害者の方も当たり前に共存しあえる社会こそが理想であり、
障害者という言葉が必要なくなることこそが大事ではないでしょうか?
そういう意味で今はノーマライゼーションという考え方が必要ではないかと思います。

というわけで漢字本来の意味の
『(健常者に比べてなんらかの)障害を持つ者』
という意味で使用しており
障害者の方を差別する意図ではないことをご理解下さい。

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