00H BLOG2012年11月22日（木曜日）
FFFTP で大量のファイルを転送する際に、転送エラーが出て
アップロード／ダウンロードできないことがあります。
開発がオープンソースに引き継がれ FTPS に対応する等した結果、
暗号化をオンにすると転送失敗のリスクが増すようです。
『接続』→『ホストの設定』→サーバを選択し
『設定変更』→『暗号化』タブを開き
『暗号化なしで接続を許可』にチェックし
他のチェックを外す…
この方法で転送ミスはなくなるかと思いますので、
お困りの方は一度お試しください。
暗号化しなくて大丈夫なのか？という考え方もありますが、
サーバが対応していないと意味がないので、
ここは割り切るしかないでしょうね。
2012年8月19日（日曜日）
FFFTP を使っていて便利な機能が
ミラーリングアップロードとミラーリングダウンロード。
ローカル側とサーバ側でファイルの同期をとる時の定番です。
しかしサーバによってはこのミラーリングに失敗することがあるようです。
『接続』→『ホストの設定』→サーバを選択し
『設定変更』→『高度』タブ→『可能であればMLSDコマンドで一覧を取得』
のチェックを外す…
何度も同じ内容なのに正常にミラーリングしない場合、
この操作をすることで改善することがありますので、一度お試しください。
FFFTP のフォーラムでも話題になっていましたが、
恐らくホストのMLSDコマンドの応答がRFC 3659に準拠していない
ということでそういう見えないところのトラブルはなかなか気づきませんよね。
2012年6月23日（土曜日）
クリップボードの拡張ソフトとして
私自身がずっと愛用してきたのは
実は AltIME だったのですが、
作者の方が亡くなりメンテナンスが止まった中で
Windows7 等への導入が難しくなり、
またクリップボード機能が不安定になっており、
代替ソフトはないものか？と模索しておりました。
で、今回見つけたのがこの Clibor です。
Clibor は初期状態では Ctrl キー二回押しで起動し、
クリップボードの履歴を取り続けます。
私の環境では Ctrl キー二回押しは
複数のパソコンでモニタやキーボード、マウスを共有する
KVM 切替機でパソコンを切り替える時に使用するので、
それを AltIME 互換の Alt + Ins キーに変更しようとしましたが、
Happy Hacking Keybord 2 Lite USB で
Alt + Fn + \ （ Fn + \ で Ins キー）ではうまくいかず
結局 Alt + \ キーにしました。
しかし AltIME の作者が亡くなられていたのはショックでした。
素晴らしいソフトの開発に心から感謝するとともに、
ご冥福をお祈りします。
2012年6月9日（土曜日）
PDF は、簡単には編集・改竄されることなく配布が可能であり、
パスワードによるセキュリティをかけたりもできる等非常に便利で
色々なシーンで使われます。
最近は FAX を印刷することなく PDF として管理する複合機も普及し、
オフィスのペーパレス化に一役買っているのではないでしょうか？
一方で、例えば横向いていたり、上下が逆だったり…
といったファイルを受け取る事も多く、
首を傾けたりひっくり返したりされている方もおられるかもしれません。
PDF-XChange Viewer は非常に高速な PDF ビューワで、
複数のファイルをタブ化して一覧する事も可能です。
ドキュメントの一部を回転させる事もできるので、
紙ベースの資料を FAX で手に入れた時に、
向きがばらばらなものを整えるのにも役立ちます。
またこのソフトは PDF にメモを入れたり図形を入れたりする事も可能で、
『ここが大事 !! 』ということを強調するのにも便利です。
PDF 化されたファイルにワープロソフト感覚で一工夫ということが
簡単にできるおすすめのフリーソフトです。
ただし、バージョンにもよるかもしれませんが、
インストールの際に Ask の検索ツールバーを入れるよう促されますので、
不必要な方はチェックを外す事をお忘れなく。
2011年9月4日（日曜日）
FFFTP といえば Windows の定番 FTP ソフトです。
おそらく Web 系の書籍で FTP を扱うソフトであれば、
まずこのソフトが取り上げられているのではないでしょうか？
FTP は Web 公開には必須の知識ですが、
日本語が標準で使える FTP クライアントとしては
定番中の定番でした。
作者の方のコメントを見ると
モチベーションが保てなくなったのが開発終了の原因とか…。
なんとなく気持ちはわかりますがちょっと残念です。
オープンソースとして今後も他の方によって
メンテナンスされていきそうな気もしますが…。
とにもかくにもこれまで開発してこられた Sota 氏、
及び関係者の方には感謝の言葉しかありません。
※追記
FFFTP (エフエフエフティーピー) プロジェクト日本語トップページ – SourceForge.JP
こちらでオープンソースとして開発が引き継がれています。
2011年7月12日（火曜日）
Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダの使い方
非常にいまさらという気もしますが、
Windows XP で LZH 形式の
圧縮ファイルを扱うためのプラグインです。
「ローカルの市場だけに特化したプロダクトを開発する体制が
マイクロソフト社内で整っていなかったことから、
これまでは対応することができなかった」という中で
登場したということに意義があると思います。
通常は圧縮解凍ソフトを導入すればすむ話なんですけどね（笑）。
LZH 形式はMS-DOS の時からあった国産の圧縮形式で、
昔は当然のように使われていたのですが、
最近は ZIP 形式がデファクトスタンダードになったこともあり
使う機会もかなり減りましたねぇ。
2011年5月24日（火曜日）
無料PDF作成・変換ソフト CubePDF – CubeSoft
無料の PDF 作成ソフトは色々あるようで、
私は今までクセロ PDF を利用していたのですが、
無料での提供が終わってしまったようです。
一応ダウンロードしたものはあり、
インストールすれば使えるのですが先行きは不安です。
代替ソフトとして無料版で十分な機能があるのがこの Cube PDF です。
使い方もほぼ同じで、プリンタのように動作します。
以前似たような名前で Cute PDF というのがあったのですが、
まったくの別物で使い勝手はよさそうです。
インストールの際にいろんなソフトを入れようとしますが
原則どれも入れないでかまいません。というか絶対に入れないでください。
基本どれもアドウェアもしくはアドウェア的なものなので、
入れてもメリットはありませんので…。
～追記～
おすすめ設定
○キューブサーチの設定
○BaiduIME をインストールする
どちらも必要ないと思いますよ。
2011年5月4日（水曜日）
最近『パソコンを高速にする』という謳い文句で、
インストールを促してくるソフトが多くあります。
Registry Booster や Win Maximizer 等が代表的なものですが、
両方ともインストールは無料、しかし修復するには有料、
さらに修復すると様々なソフトが動かなくなる、
アンインストーラが付いているものの
正常にアンインストールされない等これでもか !!
というぐらいに不具合を持ってきてくれます。
当然これを利用したからといって速くなるわけがありません。
さらに悪質なのは契約自動更新がデフォルトになっています。
すなわち、一度インストールするとウイルス対策ソフトの契約更新と同様
年会費制になっていて、これがカード自動引き落としになっています。
Microsoft Gold Certified と書かれていることもあり、
だまされる方も多いようですが実際はこの手のもので
速くなるということは少ないようです。
くれぐれもご注意下さい
2011年2月15日（火曜日）
前回お話しした Microsoft Security Essentials ですが、
今でもご訪問した際にウイルス対策をされていない方がおられ、
その際に最低限として導入させていただく事があります。
セキュリティ対策ソフトとして信頼できるかどうかはともかく
Microsoft 純正という事でサードパーティの会社のものでないだけで
安心される方も多いようです。
ある意味 OS の開発元と一緒な訳ですから、
トラブルはなさそうですが…。
ちなみにこの Microsoft Security Essentials は
Windows XP の場合、SP3 以降の対応となりますので
SP2 以前の方はそのままでは利用できません。
現時点ではだいぶトラブルも少ないので
SP3 へのアップグレードもありかな？と思います。
2011年1月10日（月曜日）
Windows 2000 ～ 7 までに
対応しているはがき作成ソフトです。
基本年賀状の裏面はデザインソフト
（ Illustrator や Photoshop 等）で作り、
宛名だけを印刷したい
というシチュエーションで使用しています。
Free 版でも裏面は作成はできますが、
はがき作家 体験版と印刷されてしまいます（右の画像参照）。
Professional 版を購入するか、印刷サービスを利用する事で回避できます。
Professional といっても 1,869 円（ 1,780 円＋税）で購入できますので
非常にお得ではないでしょうか？
このソフト、特に宛名書きでの
連名対応が優れており、
実験してみたところ 12 人は楽々突破。
このまままだまだいけそうですので、
少子化対策に貢献されているご家庭にも
安心してお出しする事ができますし、
御一同様として出す事にも対応しています。
（多い場合はその方がいいとは思うのですが
最近でも 5 人の方とかおられますからね）。
ただインクジェットで宛名印刷すると高速に印刷されてしまうので、
インクが乾燥しない間に次の紙が来て写ってしまう場合があります。
例えば Canon の iP 7500 では
プリンタのプロパティ→ユーティリティタブで
特殊設定からインク乾燥待ち時間を調整できます。
他の機種の場合はマニュアルなどを参照して下さい。
